キャッシュフローを意識する

今回はキャッシュフローについて解説していきます。キャッシュフローとは、現金の流れの事を指します。具体的には、いくらの売り上げを出し、いくら経費がかかり、手元にいくら残るかの流れの事を指します。

一見難しそうですが、これがビジネスの本質であり、お金持ちとそれ以下を分けるといっても過言ではありません。

キャッシュフローを生む物と生まない物

物には、プラスのキャッシュフローを生む物(資産)、マイナスのキャッシュフローを生む物(負債)、キャッシュフローを生まない物があります。プラスのキャッシュフローを生む物は、資産と呼ばれます。資産を持つと、何もしなくてもお金が入ってくるようになります。

逆にマイナスのキャッシュフローを生むものは、負債と呼ばれます。負債には、借入金などがあります。所有していると、何もしなくてもお金が出ていきます。

そして、キャッシュフローを生まないものもあります。机やイス、ハサミなど、物全般がそうです。

資産と負債を分ける

資産と負債の違いでも説明しましたが、もう一度資産と負債を明確に分けてみましょう。金持ちになるためには、買うものが資産なのか、負債なのかを見極める力が絶対に必要です。

資産:

  • プラスのキャッシュフローを生むビジネス
  • 金利の発生するローン(貸す側)
  • プラスのキャッシュフローを生む株、プラスのキャッシュフローを生む不動産など

負債:

  • 土地単体、自宅
  • 金利の発生するローン(借りる側)
  • マイナスのキャッシュフローを生むビジネス
  • マイナスのキャッシュフローを生む株、マイナスのキャッシュフローを生む不動産など

まず資産から見ていきます。資産は、何もしなくても収入が入ってくる物と捉えます。言い換えれば、プラスのキャッシュフローを生む物です。

金持ちはプラスのキャッシュフローを生む資産が大好きで、積極的に買ったり、創りだします。資産は金融商品に限りません。例えば飲食店を開業したいがお金がない人を見つけて、代わりに投資して開業させ、売り上げの何パーセントかを継続的にいただくといった形を取る事もできます。ビジネス経験があればある程、そちらの方がリスクが減り、リターンが大きくなります。

それに対して負債は、何もしなくてもお金が出て行く物と捉えます。言い換えれば、マイナスのキャッシュフローを生む物です。だまっていても税金や維持費がかかる車や、土地、自宅などが挙げられます。株や不動産も、マイナスのキャッシュフローを生んでいれば負債になります。

そして、単体では何も生まない物もあります。机やハサミなどの物全般です。

まずはこの3種類をしっかりと分けられるようになりましょう。キャッシュフローがプラスであれば資産、マイナスであれば負債、キャッシュフローを生まなければ単なる物です。

資産は負債に、負債は資産になり得る

頭を使えば、資産は負債に、負債は資産に、単体では何も生まない物も資産に変える事ができます。

例えば維持費で収支がマイナスになる「車」を使って各地で営業して収益を上げれば、車の維持費以上の利益を上げることができるかもしれません。そうなれば車は負債から資産へと変わります。

単体では固定資産税のかかる「土地」は駐車場にして、駐車料金をいただく形にしてしまえばプラスのキャッシュフローを生む資産になり得ます。「持ち家」も、誰かに貸して、自分はもっと小さいところに住む事で差額でプラスのキャッシュフローを生む事ができるかもしれません。

そのままでは何も収益を生まないハサミも、持っていない人にレンタルすれば収益を生む資産になりますし(あくまで例えなので現実的ではないですが)、ハサミを上手く使って他人にとって価値のある物を作り出す事ができれば、資産になり得ます。

負債を資産に変えるには、頭を使う事です。これは頭脳労働です。正しい判断ができるように、日頃から賢くなる努力もしましょう。

貧乏人は負債を買いたがる

金持ちはキャッシュフローを基準に物事を考え、プラスのキャッシュフローを生む資産を積極的に買ったり作り出したりするために一生懸命働きます。物を買う時はキャッシュフローが基準なので、マイナスのキャッシュフローを生む負債はできるだけ所有したがりません。

ところが中流以下の人達は、マイナスのキャッシュフローを生む負債を買うために働きます。ひどくなると更にローンまで組んで買いたがります。これではお金が貯まるどころか減る一方です。

プラスのキャッシュフローを生むかどうかは、一見わからない物もあります。例えばビジネスです。

投資するビジネスがプラスのキャッシュフローを生むかマイナスのキャッシュフローを生むかを見分けるためには、財務諸表を正しく読める事が大事になります。それも今の財務諸表ではなく、将来の財務諸表がどうなっているかを正しく推測する力が必要になります。そのためには業界に関する多くの勉強や下調べが必要です。

今はマイナスのキャッシュフローを生んでいるビジネスも、それを立て直す事で将来的にプラスのキャッシュフローを生む事ができるかもしれません。その際は所有時にマイナスのキャッシュフローを生んでいる原因がハッキリと見えているか見えていないか、それを立て直すための権限をもっているかいないかで、資産を買ったのか、負債を買ったのかが変わります。

金持ちは物を買った時点でそれが資産なのか負債なのかが明確にわかっています。周りは一見負債だと思う物も、頭を使って資産に変える事ができます。貧乏人は、物を資産だと思って負債を買ったりしますし、負債を資産に変える権限や能力がないので、値上がりしろと神頼みします。

キャッシュフローを意識するまとめ

物には、プラスのキャッシュフローを生む物(資産)、マイナスのキャッシュフローを生む物(負債)、キャッシュフローを生まない物の3種類があります。金持ちは、プラスのキャッシュフローを生む資産を買ったり創りだすために働きますが、中流以下は資産と負債の区別が曖昧で、負債を買うために働いたりします。これが金持ちになる人と貧乏になる人を分ける決定的な差だといっても過言ではありません。

キャッシュフローがマイナスになる負債や、キャッシュフローを生まない物も、頭を使えばプラスのキャッシュフローを生む資産になり得ます。日頃から賢くなる努力をしましょう。

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